8月盆入り日、御霊を迎えるのは「吾れひとり」

8月13日(日曜日)。8月盆入り日にあって、北上中の台風7号のせいか、小雨模様の夜明けが訪れています。小雨は時間を追って、大降りになるのかもしれません。台風が大過なく過ぎれば、このところの日照り続きにあっては、恵みの雨になりそうです。ところが台風にかぎれば、そんな暢気なことは言っておれません。なぜなら、わが家は2年前頃に屋根を吹き飛ばされて、恐怖と損壊そして多額の金の持ち出しを被りました。それゆえにそれ以来台風は、それまでのわが心模様とはまったく異にして、戦々恐々の心境はリアル(現実)に晒されています。挙句きのうは台風の接近を恐れて、早やてまわしに次兄の初盆のお参りに、東京都国分寺市内の宅へ行きました。すると、多くのきょうだいの中にあって、とうとう残されたのは「吾れひとり」と、あらためて実感しました。同時に、今や亡き、父と母、姉、兄、そして唯一の弟の面影を浮かべました。初盆のしんがりはやがて、私が務めることになります。そのときまでのわが務めは大事です。お盆、十分に御霊を偲ぶ務めを果たすつもりです。きのうは文章を休みました。きょうも休めば、こんなことは書かずに済みました。夜がすっかり明けました。台風7号北上中にあって、きわめて大切なお盆期間になりそうです。