きょうは「体育の日」(十月十日・月曜日)、三連休最終日にあっても、とうとう雨まじりのぐずついた夜明けを迎えている。目に見えない天界の事情は知るよしないけれど、損々気分横溢である。日本列島のきょうあたりは、好季節の秋の真っただ中にあっても、飛びっきりの好天にあずかれるはずである。ところがきょうと言わず三連休の天候は、好季節の恩恵を遠のけたままである。もとより体育の日は、好季節および好天をあてにして、国民の健康増進の一助を願って、国の祝祭日として設けられている。これに呼応し体育の日にあっては、学び舎では運動会、自治体などでは市民体育祭などが集中的に行われている。これらのことをかんがみれば、とんだ悪天候の夜明けである。運動会や体育祭にかぎらず、このおりの三連休は絶好の物見遊山の機会でもある。ところが、天候のぐずつく三連休は、それらの多くを台無しにして終わりそうである。つくづく残念無念である。翻って私の場合は、夏風邪以降いまだに治りきらず、加えれ諸々に体調を崩している。それにより、今なお憂鬱気分を引きずっている。憂鬱気分は、文章を書く気分を殺いでいる。挙句、こんな愚痴こぼしを二か月余も書いている。それゆえ、パソコンを起ち上げる前はいつも、(きょうは休もう)という気分が心中に渦巻いている。きょうもまたそんな精神状態でパソコンを起ち上げ、こんな文章を書いている。自分自身なさけないと同時に、かたじけなく思うところである。この先、書く気分を失くしている。ほとほと、なさけない体育の日である。