十月四日(火曜日)、先ほどまでの就寝時にあって私は、身体の危険信号とも言われる寝汗にまみれた。そのため、汗に濡れた肌着を着替えて、パソコンに向かっている。いまだに治りきらない風邪は、飛んでもない病を潜めているのかもしれない。どんな危険信号なのか? と恐れて、私はネット記事のいくつかを読んだ。この文章を閉じれば、念のため体温を測るつもりでいる。
さて、もとよりきょうは、野球ファンであればすでにだれもが周知のことを記録しておくことに決めていた。実際には、メデイアが伝える配信ニュースの引用である。村上選手は本塁打数で、これまでの日本人最高本数(55号)で、読売ジャイアンツ在籍時代の王貞治選手に並んでいた。そしてこの日、ついに56号を打って、今シーズンを終えたのである。ところが村上選手は、本塁打王(日本人最高本数)のみならず、三冠王(本塁打、打率、打点、三ついずれも首位)の快挙を成し遂げたのである。言葉を重ねれば、高校出四年目の若干22歳の若者が果たした壮挙である。村上選手は熊本県出身、学び舎は私立・九州学院高校である。下記は、全容記事からの一部抜粋である。ヤクルト・村上 最終打席で決めた56号は会心「手応えばっちり」呪縛解かれ安ど「長い1本だった」10/3(月) 22:34配信 デイリー)。「ヤクルト8-2DeNA」(3日、神宮球場)。すでに優勝を決めていたヤクルトがCSで対戦する可能性があるDeNAに快勝して、リーグ最終戦を終え、リーグ戦を締めくくった。村上宗隆内野手が球界18年ぶり、令和初の三冠王に輝いた。最終成績は打率・318、本塁打56本、打点134だった。レギュラーシーズン最後の打席となった七回。DeNA5番手の入江のインコースの直球をジャストミート。61打席ぶりの快音で、歴史の扉をこじ開けた。試合後は「手応えはばっちり。タイミングも合っていた」と振り返り「ホッとしましたし、長い1本だった。本当にホッとしました。最終打席というより、打撃フォームを修正しながら、動画を見て感じたところを表現できたらと思っていた。こうして最後の打席で打てたのは自分でもビックリしてます。最後のご褒美と思って喜びたい」と、うなずいた。