七月二十五日(月曜日)、待ち望んでいた夏の朝、さわやかな夜明けが訪れている。満天、朝日輝く澄み切った日本晴れである。ところが、心境は穏やかではない。今度ばかりは、コロナにビビっている。このところは、いたずら書きを長い文章で書き続けてきた。それゆえにご常連の人たちも、読み飽き、読み疲れて、減り気味である。もちろん無駄な抵抗であり、私も疲れてまた書く甲斐もない。だからきょうは、意図してずる休みを決め込んでいる。案外、想定外の長い夏休みになるのかもしれない。五分程度の走り書きだから疲れはまったくなく、いやいや気分はすこぶるつきのさわやかさである。私は、網戸から吹き抜けてくる夏の風を堪能している。そして、凡愚のわが身を癒している。文脈の乱れに脅かされて、無理に書く気張ることはない。