(無題)

「国語はだめ」と、我を評価した先生は正しかったのだ。流星群、掲示板に書かれた人様の作品を読むたびに、落ち込んでいき・・・もう、「卒業しよう」と決めていたのに・・・
 ところが、12日「ふるさと物語」に、「ふうちゃんにバトンタッチして、この文章は結文とする」と、我の決心に逆らう「しいちゃん」の投稿、でも、我の生まれ育った熊本県鹿本郡内田村大字上内田小字原集落は、バス通りから山道を登った高台にあった。
 我々の小学校時代は、集団登校で、竹林・雑木林の中の細い道を2キロ程下り、バス通りに出て学校に向っていると、後方から「木炭バス」が、のろのろと追い越した。我々はバスを追いかけ「排気ガス」のマフラを手で塞いだ・・・バスは止まった。すると運転手が「こら・・・」とバスから降りて来た。我々は一目散に逃げた。それは、我が原邑のガキどもの楽しみの1つでもあった。