旅の思い出

 旅の先々で印象深かった思いを言葉に残してゆく。たった一言でも、訪れた場所とその言葉で読む人にさまざまな思いが伝わってきます。私の印象に残った句は、「下関の花火ひとり酒呑む」「博多駅前ラーメンとんぼ返りの夏」「炎天の平和資料記念館焼けた服」です。これらは、ただならぬ思いが伝わってきます。