古閑さんちのお庭

 夏の名残の色を感じます。力強くて元気色ですね。秋の風情もいいですが、寒さを感じる朝方は、夏の暑さが恋しい気がします。私はいつも言っているのですが、冬の寒さより夏の暑さが好きです。「暑い、暑い」と言いながら過ごす夏も過ぎてみれば懐かしく感じます。水不足と暑さで育たなかった野菜たちのことを忘れてしまっています。
 古閑さんの奥様は、今年の夏はお花を咲かせるのは大変だったでしょうね。私たちは見る側でいつも贅沢をさせてもらっています。秋から冬に向かって、古閑さんちのお庭は衣替えですね。花々はどんな衣をまとうのでしようか。