黒山三滝

image6-0.jpeg image5-1.jpeg image4-2.jpeg image3-3.jpeg image2-4.jpeg image1-5.jpeg image0-6.jpeg

先日、友人と埼玉県越生町にある観光名所、黒山三滝に行ってきました。
駅の改札を出たら、そこはもう何もない。
せいぜい観光案内所と一軒の売店があるくらい。
静かでとても落ち着いた空間が広がっています。
観光案内所に寄り、黒山三滝の近くに休める場所はあるか?食べるところはあるか?聞いたところ、ベンチはあるらしいのですが、お店は閉まっているとのこと。
帰りのバスの本数も少なかったため、念のため時刻表を写真に撮って行きました。
いざ終点の黒山。
道路は舗装されていましたが、まさに森の中。
近くを流れる川の水がとても澄んでいます。
きっと何か物質が出ているはず。
歩いていると、バス停から滝までおよそ15分とのことでしたが、山道に疲れ、すぐに限界を感じてしまいます。
衰えた。
驚いたことにお店は営業していました。
話が違う。
黒山三滝は三つの滝が流れ落ちています。
その激しい水音と、滝つぼ近くまで降りて行った時の迫力。
なぜか滝つぼの向かいの岩場に酒が供えられています。
役行者の修行場だったからだと思いましたが、今の時代に見ると、まるで死んだ人を悼んでいるようにも見える。
少しおっかない風景。
滝を見た後は、近くの川魚の釣り場でイワナの塩焼きを食べました。
こういうのを食べるのは久しぶりで大感動。
そして、時間を合わせていざ帰ろうとバス停まで行くと、写真の時刻表とは表示が違いバスがない。
なんだ?
使えない観光案内所だなあ、と可笑しくなる。
仕方ないので、タクシーを呼んで帰りました。
久々の遠出。
久々の自然。
いい空気を吸ってきました。

滝つぼに供う酒瓶秋の風