小学校の頃、作文の時間は「題目」が与えられました。私はその題目にとらわれない内容のものを書こうと苦心したことが今でも心に残っています。何でも自由に書きたいものを書くというのは、簡単なようで難しい。
自由律俳句というものの存在を私は知りませんでした。そこでネットで調べて、心当たりの俳人の名が出てきて驚きでした。尾崎放哉は知りませんでしたが、種田山頭火、河東碧梧桐などは有名です。そして何よりも驚いたのは、萩原井泉水です。当社で度々出版しておられる稲葉実さんは井泉短歌会の会誌に投稿されている。当社で出版の句集もある。
稲葉さんは、地球を2周する船旅と3年半のパリ生活を体験され、数々の和歌、俳句を詠まれ、句集もある。
たまごさんのお陰で、遅ればせながら稲葉さんの和歌、俳句の原点を改めて理解し、心躍らせている。
自由である不自由
