望月窯だより

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 六月二十六日から二泊三日で古河の実家へ行ってきた。今回はいつもの予定日に雨が降るというので日にちを変更した。
 古河の敷地は草が茂り、とってもとってもきりがない。けれども日陰を探しては、黙々と励む。何もかも忘れて、ただひたすらに草の根元をめがけて鎌を差し入れる。汗だくだくになりながら、取り終えたところを眺めては達成感に浸る。
 今年はサツマイモの苗がうまく根付いた。小さいのが少ししかとれないが、甘くておいしいので味を占めて、懲りずに挑戦している。
 若々しい赤とんぼがたくさん飛んでいる。のんびりと寄ってきて体のどこにでも止まる。自然の中にいることが実感できるひとときである。