俳句

またまた俳句を投稿させていただきます。

雪の夜パンひと切れや父が子に

紅き陽に影のびゆくや枯木立

観音の手にひとひらの牡丹かな

人生迷路ゆくもゆかぬも五月闇

霧の山バス探す児の声虚し

炎天の児の掌や泥の水

あいりんの皺ふかき顔炬燵かな