7月18日(木曜日)。いつもより遅く目覚めて、そのうえに悪夢に魘されて、気分が鬱に陥り文章は書けない。そうであれば道路の掃除へ向かおうと、窓ガラスを開いて道路を見た。道路は生渇き状態にあり、掃こうと思えば掃けないことはない。ところが、こちらも時間的に出遅れて、今から出向いても散歩常連の人たちは、すでに歩き去っている。それらの人たちに出遭えなければ、掃除は苦痛だけで愉しみは殺がれることとなる。だからやむなく、道路の掃除は昼間へ延ばしてこの文章を書いている。しかしやはり、こちらもこのお先は書けずじまいである。わが現在のなさけない心象風景である。だけど、せっかくだから一つだけきのうの続きを書けば、このことが浮かんでいる。今朝の夜明けの空は、いまだ梅雨空である。ところが、きのう耳にした気象予報士の天気予報によれば、日本列島の各地方は、今週末あたりから続々と梅雨明けになりそうである。関東地方もこの範疇に入りそうである。このことだけを記し、気分の悪さを言い訳にして、結び文とするものである。表題のつけようのない、切ない文章である。