ベランダの畑にある柑橘類の木は、ゴミの堆肥を作っていた頃、芽を出した苗であるが、葉の匂いを嗅ぐと強い柑橘類の匂いがする。でも、蜜柑なのかレモンなのか柚子なのか不明である。いつまでたっても花も咲かず、実も成らない。長いトゲだけは伸びている。危ないのではさみで切っているのだけれど、無くならない。その木には毎年アゲハチョウが卵を産み付ける。今年も四月の終わりに卵を一個見つけたけれど、いつの間にか姿を消していた。さっきベランダに出て、青々とみずみずしい葉を眺めていると、幼虫がへばりついていた。たった一匹だから、食料は十分だ。孵化→若齢幼虫(1齢・2齢・3齢・4齢)→終齢幼虫(5齢・緑色)→サナギ→成虫、と、この間、約1か月だと思いましたが、と掲示板に高橋さんの説明があった。今度は見失わないように観察しよう。