六月十一日より二泊三日で古河の実家に行ってきた。今回はとびっきり嬉しい出来事があった。それは、すっかり枯れ木になってしまったブドウが新芽を出したことだ。十数年前に苗木を購入し、自宅で鉢植えにしていたものを実家に運んで地植えにしていた。忙しさにかまけて手入れを怠ったため、年々先細りになった。もしかしたら場所が良くないのかと思い、掘り返してみた。根が弱っていてあきらめ顔で、生ゴミを入れて堆肥にしていた場所に植え替えた。
伸びていた蔓は枯れたようになって今年も芽吹かなかった。それが根元の方から新芽が出てきたのだ。そして、蔓が伸び始めた。今年は実りはないかも知れないが、来年には実がつくかもしれない。