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十月一日

月が替わって十月一日(土曜日)、文字どおり中秋から晩秋にかけての、秋たけなわの夜明けを迎えている。朝日は照らず、台風に前触れみたいな風が吹いている。けれど、まずは穏やかな月替わりの朝を迎えている。しかし、わが身の場合は、必ずしも穏やかではな...
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九月最終日

九月最終日(金曜日)、いつものように(万古不易)、夜明けが訪れている。時々刻々、変わるのは人の世である。起きて私は、小難しい成句を浮かべている。生噛りの覚束ない成句ゆえに、電子辞書を開いて復習を試みる。自分勝手なお浚いゆえに、平に詫びるとこ...
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季節の香り

早朝に近くのポストまで郵便を出しに行く途中、どこからともなくキンモクセイの花の香りが鼻先に漂ってきました。あたりを見渡したけれど、樹木は見当たりませんでした。肌に触れるひんやりとした大気の感触で、「ああー、この季節感、やっと味わうことができ...
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カンフル剤は「ふるさと便」

九月二十九日(木曜日)、夜明けは今にも雨が落ちてきそうな、どんよりとした曇り空です。生きて目覚め、起き出して、パソコンを起ち上げています。しかしながら、心象は乱れて、文章が書けません。モチベーション低下のせいです。このところ、生きる気力が萎...
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続「通院日」

九月二十八日(水曜日)、半眠りの朦朧頭で起き出してきたため、なさけなくも文章の体をなすものが書けません。そのため、きのうの『通院日』」の続きを殴り書きして、文章を結びます。診察時間は、予期したとおり三分足らずで済みました。それゆえ、私は拍子...
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通院日

九月二十七日(火曜日)、どうやら不順続きの天候は正規軌道へ戻り、地上に穏やかな夜明けを恵んでいる。すると、残るはわが不良体調の良化である。ところが、こちらは未だしである。実際には、夏風邪の尾を引く鼻風邪は、未だに治りきらないままである。気分...
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文明の利器の祟り

九月二十六日(月曜日)、起き出してきて夜明けの空をしばし眺めている。朝日こそ見えないけれど、風雨のない穏やかな夜明けにある。どうやらこの先は、秋本来の好季節にありつけそうである。ところが、わが気分は穏やかではなく、なさけなさが充満している。...
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そぼ降る雨

ふうたろうさん、嬉しい投稿です。雨に濡れた庭にひっそりと咲いている彼岸花が素敵です。
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いい写真だねー

彼岸花ゆえに、哀しみをこらえて、楚楚と咲いている。雨は涙の代わりなのだろう。ありがとう
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彼岸花ABCは、さぞかし悔しがっていることだろう。

親父もお袋も、亡くなった寂れ果てた、内田村の実家庭に咲き乱れていた彼岸花の球根を持ち帰り、庭先に植え直した彼岸花ABCが、雨に濡れ、ひっそり咲いています。