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火焚小屋

蒸し返しになるが、原邑には、年寄たちが孫の子守を兼ね、雑談するために集まる「火焚小屋」と、呼ばれた場所があった。原邑の子供たちは、ここから、世に、デビューし、内田小学校に通うようになった。  火焚小屋の冬場は、蒔きを焚き、年寄たちは、火を囲...
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切ない思い出の「わっこ(アマガエル)物語」

六月十四日(火曜日)、梅雨の合間らしい、今にも降り出しそうな雨空の夜明けを迎えている。起き立の私は、きょうこそ短い文章で閉じたい思いに駆られている。しかしながらいつもの殴り書きゆえに、この決意の結末は、みずから知らぬが仏である。竹馬の友・ふ...
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私の畑

ベランダの私の畑の今朝の収穫です。しそ、春菊、小カブ、 ニラ、サニーレタス、インゲン、ナス、ピーマン、二十日大根 などです。二十日大根と小カブは二回目で、間引きが出来なか ったので実ができませんでした。それに虫に葉っぱを食べられ、 間引きの...
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ふうたろうさんへ

私は毎回流星群に掲載のふうたろうさんの独創的な作品の虜である。 独創的で人間の暮らしの機微をみごとに捉えられているからである。 そして、思わぬ発見があったり、クスリと笑いがこみあげたり、人情味 溢れているのもいい。そんなふうたろうさんの作品...
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ふうちゃん、ありがとう

まさしく竹馬の友の妙、恩に着る。ふうちゃんは、にがしろ「元気者」だった。だから、たくさんの楽しく愉快なエピソードを持っている。それを引き出したかった。ふうちゃんの今日の投稿文は、それらのなかのひとこまです。
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(無題)

「国語はだめ」と、我を評価した先生は正しかったのだ。流星群、掲示板に書かれた人様の作品を読むたびに、落ち込んでいき・・・もう、「卒業しよう」と決めていたのに・・・  ところが、12日「ふるさと物語」に、「ふうちゃんにバトンタッチして、この文...
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わがなさけない、懺悔

きのうは苦心惨憺しながら、だらだらと長い文章を書いた。もちろん、疲労困憊に見舞われた。きわめて独り善がりの文章だったゆえに、読んでくださる人は限られる。もとより、痛しかゆしのところである。それゆえ、本来の掲示板から背くところもまた、大ありだ...
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一コマの「ふるさと物語」

わが人生行路(わが道)は、書き殴りの自分史や自叙伝の一遍さえ残さず、もはや後がない。まだ死んでいるわけではないから、言葉の表記は「残さず」でよく、死んだら「遺さず」に置き換わる。こんなことはどうでもよく、起き立のわが心象には、ふるさと時代の...
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ウグイスとニワトリ、そしてわたし

六月十一日(土曜日)、人様との会話のしようはないのに、両耳に集音機を嵌めてパソコンを起ち上げた。これには唯一、望むところがある。ウグイスの朝鳴き声を聞きたいためである。しかし、聞こえてこない。だからと言って、がっかりも恨みもしない。なぜなら...
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望月窯だより

六月六日から二泊三日で古河の実家に滞在した。雨模様のくずついた 天気だったので、思うように草取りは出来なかったが、それでも楽しい ことはたくさんあった。  二日目の草取りの最中に、手元を何やら勢いよく走り抜けた。驚いて 声をあげることも出来...