前田静良

ひぐらしの記

余生が付き纏う、わが日暮らし

夏の終わりかけにひいて、こじらせていた夏風邪はようやく収まりかけている。それでもまだ完治ではなく、ぶり返しに慄(おのの)いている。ほぼ例年繰り返す夏風邪は私の場合、明確な鼻炎症状である。ゆえにこれに見舞われと気分は、たちまち憂鬱状態になる。...
ひぐらしの記

秋、さわやかに始動

きのうの「防災の日」(9月1日・日曜日)にあっては、このところの台風10号のもたらした各地の大雨はほぼ収まり、さらには懸念していた大きな地震はなく過ぎた。そして、きょう(9月2日・月曜日)の夜明けの空には、まるでこの間の長い異常状態を償うか...
ひぐらしの記

9月1日(日曜日)

きょうから9月入り。久しぶりにぐっすり眠れた。そのせいで執筆時間の切迫をこうむりこの先、文章は書けない。それでも眠れたことで、気分は安んじている。ゆえに、文章は休んでも悔いはない。きょうは本格的な台風シーズン入りと、かつての「関東大震災」に...
ひぐらしの記

途中消え去った、台風10号にことよせて

8月31日(土曜日)。鉛色の曇天だけれど、雨・風まったく無い夜明けが訪れている。幸いにも台風10号は、鎌倉地方までには届かず、接近途中のどこかで消えてなくなった。日本列島にあって国民は、大型台風と予報されて、一週間を超えて恐怖に慄(おのの)...
ひぐらしの記

私が崇める「スーパーウーマン」

8月29日(金曜日)。台風10号の本隊(眼)は、日本列島のどのあたりまできているのであろうか。いや、どこら辺りをさ迷っているのであろうか。テレビニュースを見聞していると、あまりにもどこかしこにその影響が出ているようであり、そう思わざるを得な...
ひぐらしの記

二日続いての「題、無し」

8月29日(木曜日)。台風が近づいているけれど、風雨ない夜明けにある。台風接近中の予報がなければ心急(こころせ)くことはないけれど、やはり予報に脅かされている。私は夏の終わりかけにあって、夏風邪を拗(こじ)らせている。私はつくづく愚か者であ...
ひぐらしの記

題、無し

8月28日(水曜日)。遅く起きて、書く時間がない。だから、文章は書けない。ゆえに、このことだけを書いて、惰性の継続を願っている。台風10号が近づいている。一度、屋根を吹き飛ばされているからそののちは、台風のたびにびくびくしなければならない心...
ひぐらしの記

初秋、アホ丸出しの夜明け

8月27日(火曜日)。夜明けの空から音なく、小雨が降っている。風は凪(な)いで、木の葉の揺れはまったく無い。両耳に補聴器を嵌めていないため、セミや小鳥の声も聞こえない。普段の散歩連れは、雨のため通っていない。だから、人の声はするはずもない。...
ひぐらしの記

幸先の良い秋にあっても、マイナス思考は消えず

8月26日(月曜日)。閉めて寝ていた窓ガラスを開けると、網戸から入る風は冷えていて、気象はすっかり秋モードに変わっている。前面の窓ガラスを通して眺める大空は、秋天高く青く澄んだ日本晴れを広げている。ところどころに抱く白雲は、上りかけの朝日に...
ひぐらしの記

大相撲巡業、「横須賀場所」観覧

8月25日(日曜日)。現在のデジタル時刻は4:08を刻んでいる。二度寝をすればすんなりと起きれるかどうかを危ぶんで、仕方なく起き出している。窓の外は未だまったくの暗闇であり、夜明けの天気模様を知ることはできない。きょうは雨の予報でないことは...