ひぐらしの記 二日続けてのずる休みを避けて、書いただけ 八月二十五日(木曜日)、「ひぐらしの記」は、わが生きている証しだから、起きてパソコンへ向かっている。しかしながら、書く気力は失せている。どう気張ってみても、おのずから命の終焉が近づいているせいであろう。きのうは、二度とはドジを踏まないつもり... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏が終わる、ゴング 八月二十三日(火曜日)、このところの気候は、すっかり秋モードに変わっている。いよいよ、過ぎゆく夏を惜しんでの、悪あがきの残暑の候である。 令和四年、高校野球夏の大会(阪神甲子園球場)は、宮城県代表校・仙台育英高校の初優勝(栄誉)で閉幕した... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 続、ゆく夏を惜しむ 八月二十二日(月曜日)の夜明けにあって、すっかり夏風から秋風に変わっている。肌身の心地はそれなりに良いけれど、ちょっぴり心寂しさをおぼえている。確かに心寂しさは、秋の季節特有のものである。すると、この先の秋本番に向かって私は、どれほどわが身... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ゆく夏を惜しむ 八月二十一日(日曜日)、過ぎ行く夏、初秋のどかな夜明けが訪れている。夏風邪は市販の風邪薬の2、3服の服用で治った。暑中お見舞いを申し上げた矢先の、飛んだしくじりだった。高橋様には早速、お見舞いの言葉と、「大、大、大のエール」を賜った。謹んで... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏風邪 とんだ気のゆるみ、すなわち寝冷えで夏風邪をひき、気分が鬱状態です。寝床を抜け出してきて、この文章を書き終えれば、寝床へとんぼ返りをいたします。体温は測っていません。平熱程度だと、感じているからです。それゆえ、コロナではありません。もちろん、... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 冠の秋の訪れ 八月十九日(金曜日)、夜明けの空は夏空から、秋空の色合いを深めている。天高く、胸の透く青空である。起き立てのわが気分は、いっぺんに陰から陽へ変わった。薬剤などまったく用無しの自然界の恵みである。無色の朝日は大空を青く染めて、家並みの白壁をい... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 きょうも、休むべきだった 八月十八日(木曜日)、夜明けが訪れている。朝日の見えないどんよりとした曇り空である。人間の営みにはお構いなしに、尽きることなく夜明けは訪れる。人間界とは異なり、泰然とした自然界の営みである。きのうの私は、書くこともなく、書きたい気分もなく、... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 鳥とセミの鳴き声 八月十六日(火曜日)、確かに夜明けの風は、夏風から初秋の風に変わりました。誰に教えを乞うまでもなく、わが肌身が確りと教えてくれています。「八月盆」の送り日にあって、世の中の人様の動きは、いやいやしながら帰り日になるでしょう。私の場合は、まる... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 77回目の「終戦記念日」 令和4年(2022年)8月15日(月曜日)。77回目の太平洋戦争「終戦記念日」(昭和20年・1945年、8月15日。終戦・敗戦)。このときのわが年齢は、5歳と一か月(1940年7月15日誕生)。私は近くの小川で、サワガニ、メダカ、小魚、ドジ... ひぐらしの記前田静良