ひぐらしの記

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わが、夏礼賛

六月二十九日(水曜日)、二度寝にありつけないため、仕方なく起き出している。ところが、これには予期しないオマケがある。いくらか長くは夏の朝、短くはその夜明けが楽しめることである。窓ガラスを網戸にきり替えると、「あなたをうずうずして待っていまし...
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快い夏の夜明け

六月二十八日(火曜日)、メディア報道からの一部抜粋の引用文(毎日新聞 © tenki.jp 提供)を記している。「きょう27日、気象庁は『関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる』と発表しました。関東甲信地方は平年より(7月...
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夏の朝風

きのう(六月二十六日・日曜日)、どこかしこ局のテレビニュースには、日本列島各地の猛暑報道があふれかえっていた。街頭インタビューに応じる人々は、異口同音、みずから感じた猛暑ぶりを伝えていた。もちろん顔面は違うけれど、これまたみな同様に辟易顔を...
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起き立ての過ち

六月二十六日(日曜日)、梅雨明け間近かな? と思わす、日本晴れをしたがえた朝日が照り輝いている。このことではたぶん、昼間の日本列島の各地は、真夏日(気温三十度以上)、あるいは猛暑日(気温三十五度以上)に見舞われるであろう。気象という自然界の...
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「バカは死ななきゃ治らない」

六月二十五日(土曜日)、眺望全開、朝焼けの夜明けが訪れている。私は、今なおアナグロとデジタルの違いがわからない。私には、焼きが回っている。普段、よく使う日常語だけれど、電子辞書を開いた。  「焼きが回る:①刀の刃などを焼くとき、火が行きわた...
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わが生涯学習は、潮時!

六月二十四日(金曜日)、二度寝にありつけない。仕方なく起き出してきて、きょうもまた自分自身、まったく面白味のない文章を書き始めている。せっかく文章を書くのであれば、きのうの「沖縄、慰霊の日」にまつわる文章を書くべきであろう。テレビニュースの...
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樹木の年輪、人体の皺

樹木は、確かな年輪を刻んで生長する。これに関して、自問自答を試みる。人間は、身体あるいは精神のどこかに、年輪を刻んで成長するのであろうか。もとより、バカな問いかけなのであろう。私には、答えが見つかるはずもない。ところが、年輪とは似ても似つか...
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言葉の使い分けに悩まされている

六月二十二日(水曜日)、参議院議員選挙はきょう告示され、来月(七月)十日が投開票日となっている。これに先立ちきのうは、テレビにおいて党首討論が戦わされていた。しかしながら私は、聞き耳を立てることなく、リモコンスイッチでチャンネルを切り替えた...
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『夏至』

「夏至」(六月二十一日・火曜日)にあって懐郷、「内田川」の水面(みなも)の上や、出来立てほやほやの水田上空を飛ぶホタルは、すでに舞い姿を納めているのであろうか。それでも、ホタルに付き纏う思い出は尽きない。子どもの頃の遊び仲間のホタルにたいし...
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もう、送稿テストではないけれど…

六月二十日(月曜日)、「夏至」を明日にひかえた、雨のない夜明けが訪れている。窓ガラスを通して見えるアジサイは、彩り七変化(しちへんげ)に見頃を誇っている。現下、日本列島の梅雨の季節にあってこれまでのところ雨は、大過なく梅雨明けへ向かっている...