掲示板

坂本弘司撮影

面影

淡い外灯の下、幾どおりにかに色彩を変えて、アジサイの花が濡れている。既に梅雨入りしている九州地方(熊本県)を追って、きょうあたり関東地方(神奈川県)にも、気象庁から「梅雨入り宣言」がありそうだ。ふるさとの、野末の丘の、「前田家累代の墓」を濡らす、滂沱の雨が気に懸かる。順番はどうでもいい、肉親の面影が髣髴とよみがえる。もちろん、面影だけでは飽き足らない。しかし、人生の無常の定めである。父親に、会いたい。母親に、会いたい。異母の、長兄、二兄、三兄、長姉、二姉、三姉、に会いたい。母の、長兄、二兄、三兄、四兄、そして、唯一の弟、に会いたい。もはや、われひとり生きるのみ。雨の降らないあの世では、会いたくない。

思い出

高橋さん、ご感想ありがとうございます。
俳句作りにあたって、いろいろな思い出が記憶から呼び覚まされました。
短歌のプレゼントもありがとうございました。
花鳥風月を味わう心も、ようやくのこと、身につき始めてきたように思います。

大沢先生、ご感想ありがとうございます。
「蝉時雨千段の道一歩踏む」、気に入っていただけて、嬉しく思います。
遅まきながら、迷いながらも自分にできることが少しずつ見えてきた気がしています。

♪たまごさんへメッセージです♪

いろいろな場所へ出かけられた時などの心情を詠まれた句ですね。
どれも素晴しいです☆☆☆☆☆☆☆☆
字余りの短歌になってしまいましたが、たまごさんへ贈ります。

たまご氏の心に浮かぶ風景は花鳥風月のプロムナードかな

よし、いくぞ!

たまごさん、俳句もいいですね。どの句も情景が浮かびます。気に入った句を一つあげるとすれば、「蝉時雨千段の道一歩踏む」です。力強い意気込みを感じます。命をつなぐため真夏の短いひとときを声を限りに鳴く蝉と、これから進もうとする険しい道に足を踏み入れる決心のようなものが読み取れます。

俳句

ふと思い立って、俳句を詠んでみました。
投稿させていただきます。

蝉時雨千段の道一歩踏む

蝉時雨トトロの森に風一つ

音のない夜の道ゆく月明かり

廃駅や窓叩く風月見草

機関車の煙に霞む朧月

彼岸花夕闇の道ひとりゆく

パンドラの匣開きしのちの桜かな

傷を負い語らぬ冬の武甲山

現代文藝社編集室だより

老いの小文.jpg

「老いの小文」稲葉実著を発行しました。

♪たまごさんへメッセージです♪

たまごさん、感想の御投稿どうもありがとうございます。
花色が紫色になって、時間が経っているのかどうなのか?? ぼくにはわからなくて申し訳ないですm(_ _)m
ホントに歩道に咲いていてビックリ!! しましたよ(笑)。

紫陽花

紫陽花の花が綺麗に咲いていますね。
同じ木から、白いのやら紫のやら、さまざま色の花が咲いていますが、紫陽花の花は、白から変化していくとのこと。
紫の花が咲いているということは、開花してから、時間が経っているのでしょうか。
歩道に咲いているなんて意外ですが、見事です。