創作相談室②2021年 7月12日(月)

創作相談室②2021年 7月12日(月)

【質問】
文芸雑誌『文學界』を紹介してください。
(令和の時代の文学青年)

【回答】
はーい♪♪ 令和の時代の文学青年さん、早速紹介しちゃいますよ!!
最新の『文學界2021年8月号』(株式会社文藝春秋発行・税込定価1040円)は、7/7(水)七夕に発売でしたよ。毎月7日発売です。
最初に表紙を見て、ビックリ!! しましたが、画像の通り、ココ・シャネル(本名はガブリエル・シャネルです。)がタバコを咥えているイラストで、オシャレ感とCHANELのカッコ良さが一目でわかる画ですよね。
“総力特集 ファッションと文学”という事で、日本を代表する純文学文芸雑誌『文學界』は、ファッションの最高峰として、ココ・シャネルを選んだ事は、CHANEL製品大好き人間の回答者をすこぶる喜ばせ、”ファッションと文学”への強力な意気込みを感じさせますね。
各掲載作品については、実際に本誌を手に取って、御覧になるのが1番だと思います。
ところで、かつて本誌には、「同人雑誌評」コーナーがあって、現代文藝社代表で作家・詩人・編集長の大沢久美子先生は、同コーナーの☆今月のベストファイブ☆に輝かれました。
作品が本誌に転載→その作品が芥川賞候補作→☆芥川賞受賞☆という流れもあっただけに、同コーナーの廃止は非常に残念でした。
平成時代後半より同人雑誌の発行が激減して、文学も個人の時代になってしまった事が廃止の理由です。
同人雑誌でじゅうぶんに修業を積んでからプロ作家になる!! というのが1番だと思っています。
そのプロ作家への登竜門である『第127回文學界新人賞』の募集要項も出ていますので、ぜひ御覧になってください。
毎回の受賞作の傾向というものはありますが、受験勉強のように傾向と対策も必要といえば必要ですが(実際はそれほど必要でもありません。)、その真逆の作品を書いて応募しても、個性が最大限に発揮されていれば、受賞できるものです☆
それでは、令和の時代の文学青年さん、ぜひ頑張ってくださいね。