ひぐらしの記

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「仕事始め」

令和4年(2022年)は過去になり、新たな令和5年(2023年)も三が日を過ぎた。そして、1月4日(水曜日)の夜明け前にある。壁時計の針は止まることなく、正確に時のめぐりを刻んでいる。夜が明ければ朝日と名を替えた太陽光線が、暗闇を照らし始め...
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正月三が日

1月3日(火曜日)、流し目で見遣る壁時計の針は、三時近くをさしている。晩御飯のあと茶の間のソファで寝入り、起き出して来てまったく火の気のないパソコン部屋で、キーを叩いている。茶の間で温まっていた体は、たちまち雪崩のごとく崩れて、冷えている。...
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「書初め」

新しい年の二日目、令和5年(2023年)1月2日(火曜日)の起き立てにある。現在、パソコン上のデジタル時刻は、2:42と刻まれている。言うなればこの時刻は、今年のわが文章のスタート、すなわち昔流に言えば「書初め」を為す。しかしながら子どもの...
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謹賀新年

新年元旦(令和5年・2023年1月1日・日曜日)。起きて、寒さが身に沁みる。除夜の鐘は聞かずに寝て、目覚めて起き出している(3:26)。自然界が恵む熱源の「御来光」を拝みたい気分横溢である。明けましておめでとうございます。新しい年にあっては...
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大晦日

12月31日(土曜日)。未だ夜中のデジタル時刻(2:56)の起き立てにあって、電子辞書を開いて幼稚園児さえ知る言葉の説明書きを読む。 「大晦日」:(各月の「みそか」に対して)1年の最終日。おおつごもり。おおとし。 「みそか」(三十日・晦日)...
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沸き立つ雑念

12月30日(金曜日)。今年1年間、溜まりにたまった澱(おり)のごとく、次々に浮かぶ雑念に耐えきれず起き出して来た。横目で見遣る壁時計の針は、夜中の2時半近くを回っている。起き立ての気分は、良いはずはない。きのうの胃カメラ検査の結果は、無傷...
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掉尾の一振(苦難)、胃カメラ

12月29日(木曜日)、いつもと比べて、いくらか気になる通院予定がある。病院は「大船中央病院」(鎌倉市)で、外来は消化器内科である。予約の施療は胃カメラ検査で、午前11時開始とある。これに備えて、きのうの6時頃の晩御飯以降の飲食は一切控えて...
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仕事納めの日、今年のコロナ総括

12月28日(水曜日)、実際にはどうだか知らないけれど、カレンダー上には「仕事納め」と、記されている。バカな私はこれにちなんで、「俺は生存納め」となるのかな? と、思いながら起き出して来た。人生の晩年を生きる私には、それほどに「生存」という...
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大寒波、コロナ、インフル、三つ巴

12月27日(火曜日)、起き立てにあって寒気は、いくらか緩んでいる。しかし、冬本番の寒気はこの先に訪れる。このことをかんがみれば寒気の緩みは案外、新たな寒気のエネルギーのたくわえの時期なのかもしれない。日本の積雪地方にあっては、すでに大雪に...
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歳末風景、歳末商戦

12月26日(月曜日)、いよいよ令和4年(2022年)の最終週の夜明け前を迎えている。土竜(モグラ)のごとくにすばやく寝床に潜っていたら、「暖を貪り」起き出しが遅れてしまった。そのため慌てふためいて、パソコンを起ち上げている。もちろん脳髄に...