ひぐらしの記 マスク着脱 3月13日(月曜日)、待ち望んでいた日の夜明けが、曇り空で訪れている。きょうはマイナス思考をともなう、グダグダ文章は書かない。もしかすると死ぬまで、マスクの着用を強いられるのか? と、恐怖に怯えていた。ところが、きょうを境にしてマスクの着脱... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春うらら 3月12日(日曜日)、起きて、こんなことを浮かべている。天災は、人間の知恵の及ばないところに隠れている。だからこの瞬間とて、地震が起きるかもしれない。時刻はまさしく、「阪神淡路大震災」(平成7年・1995年1月17日)の発生時刻(午前5時4... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「東日本大震災・12年」 令和5年(2023年)3月11日(土曜日)の夜明け前にある。「東日本大震災」は12年前のきょう、平成23年(2011年3月11日、午後2時28分)に起きた。きょうは、天災とりわけ地震の恐ろしさを忘れてはならない日である。このときの私は、ふる... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 実のない「作文」 3月10日(金曜日)、パソコンを起ち上げるといつも考える。いや、何を書こうかと悩んでいる。文章にする得意分野(ジャンル)を持たないせいである。おのずから、得意分野を持って、スラスラと書ける人に憧れる。何年書こうと、死ぬまで書こうと、この悩み... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 苦痛と快楽 3月9日(木曜日)。春は、半ばへ向かっている。摘み残っていた庭中のフキノトウは、文字どおりすでに臺(とう)が立っている。起きて、寒気は緩んでいる。心は、穏やかである。心身、縮むことなくのんびりとキーを叩いている。夜明け前に文章を書く私にとっ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 桜だよりは、花粉症の季節 3月8日(水曜日)、桜前線北上中にあって、寒気が緩んでいる。春が来て、自然界が恵む飛びっきりの日暮らしにある。しかしながら一方、ゆめゆめ気を許せない、名残雪、寒の戻り、憎たらしい春に嵐の季節でもある。それゆえに、のんびりと桜前線を待つ気にも... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 凱旋将軍・大谷選手、ホームラン2本 3月7日(火曜日)。寒気の緩んだ夜明け前にある。きのうの「啓蟄」(3月6日・月曜日)は、益虫および害虫共に先を争って、地中から地上へ這い出してきそうな、暖かい春の陽ざしに恵まれた。昼間、陽気に誘われて私は、虫けらのごとく慌てふためいて、わが... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 啓蟄 「啓蟄」(3月6日・月曜日)。きょうを境にして、地中で冬ごもりの虫たちは地上に這い出し始めるという。二十四節気の一つを為して、いよいよ本格的な春の到来である。虫けらも生き物であるかぎり、寒い冬を嫌って暖かい春を待ち望んでいたのであろう。この... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春三月のわが誓い 3月5日(日曜日)、ホームストレッチを走り、いっそう日長が加速する頃にあっても、未だ真っ暗闇の夜明け前にある。かつて文章を学んでいた「日本随筆家協会」の故神尾久義編集長は、春三月になれば決まって、こんな言葉でわが怠惰心を励まされた。「前田さ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 引用文、「気象予報」 2月26日(日曜日)、モチベーションの低下に見舞われて、自分の文章は書けない。それゆえ、全文を引用文にすがっている。【今シーズン寒さの底は2月いっぱい 3月は順調に気温上昇し朝晩の寒さ和らぐ見込み 昼間はもうダウンコートいらず】(2/25・... ひぐらしの記前田静良