ひぐらしの記 小雪の夜明け 3月8日(金曜日)。きのうに続いて、パソコンを起ち上げる前に、二つの行為をした。今や、起き出して来て、ほぼ行うルーチン(決まり切った行為・動作)である。 きのうの気象予報士は、きょうの天気予報に際して、関東地方には降雪と伝えた。天気図上の... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春先の気迷い文 3月7日(木曜日)、カレンダー上には「消防記念日」という添え書きがある。起き出して来て窓ガラスを通し、私は真っ先に外の様子を見た。一基の外灯は、風雨なく乾いた道路を照らしていた。わが身体に寒気は遠のいて、私はのんびりとキーを叩き始めている。... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春は悪魔 3月6日(水曜日)、わが身体は寒さでブルブル震えている。いまだ夜明けまでは遠く、夜の佇まいにある(3:52)。部屋の中は夜の静寂(しじま)とは言えない。なぜなら、戸袋の雨戸は風の音で、頻りに打ち鳴らされている。雨戸を閉めていない前面の窓ガラ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 啓蟄 季節のめぐりはカレンダーに記されている。きょう(3月5日・火曜日)には、二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」と、記されている。啓蟄は、机上の電子辞書にすがることもなく知りすぎている。蟄居(ちっきょ)とは、虫が地中に潜っていることを言う。そし... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春到来 春は「節分」(2月3日)、明けて「立春」(2月4日)からスタートする。そして、「ひな祭り」(3月3日)と「啓蟄」(3月5日)を越えれば、いよいよ「春到来」のゴングが鳴る。こののち、春本番すなわち春の真っ盛りは、「春分の日」(3月20日)辺り... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ひな祭り 「ひな祭り」(3月3日・日曜日)。起き出して来て、パソコンを起ち上げる前に電子辞書を開いて、ふと浮かんだ言葉のおさらいを試みた。【口幅ったい】「身のほども考えないで大きなことや生意気なことを言う態度である」。 現在(4:51)、寒気が緩ん... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春先の憂い 3月2日(土曜日)。パソコンを起ち上げる前に私は、窓ガラスを開いて外の様子を見た。風はかなり強く吹いているものの雨は降っていない。気に懸けていたことが薄らいで私は、椅子に座り机上のノートパソコンを起ち上げた。現在のデジタル時刻は、4:41と... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春3月、初日 きょうから3月(1日・金曜日)。「年老いて」、季節、歳月・日時の速めぐり(感)には、ただただ驚くばかりである。きょうはこのことだけを書いて、ここで閉じてもわが思いは十分に尽くされる。起き出してきてわが心中は、この思いでいっぱいである。あえて... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 2月末日 2月の最終日(29日・木曜日)。私は、様々なことを心中に浮かべて起き出している(3:37)。その一つ、自浄作用というのであろうか。自然界の風は、みずからしでかした罪作りを詫びて、みずから償ってくれていた。それはこのところ続いていた強風が、み... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 窮まる「少子化傾向」 2月28日(水曜日)、閏年にあって2月は、あす1日(29日)を残している。現在のデジタル時刻は4:39であり、夜明けは遠くいまだ夜中の佇まいである。きのう荒れ狂った大風(嵐)は止んでいるようで、内外(うちそと)音無しの静寂(しじま)状態にあ... ひぐらしの記前田静良