前田静良随筆集

前田静良随筆集
ひぐらしの記 シリーズ 
 本著は著者が当社掲示板に投稿している随筆を当社ホームページの「ひぐらしの記」に転載後、まとめたものである。著者は定年退職後の日々の生活の中で、故郷時代を振り返り、その生活の中で出会った人々との思い出、とりわけ父母、姉兄たちとの深い絆、サラリーマン時代の苦悩、退職後の妻との日常の暮らし、初孫の成長など、著者の人柄が滲み出た作品群である。

第59集 「どんどや」の復活

2016.5.10発行
第59集 「どんどや」の復活
前田静良著

A5判 224頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-36-5

収録作品
年の瀬のわが家の日暮らし/年の瀬の朗報/年の瀬のふるさと情報/いよいよ年の暮れ/十二月三十日に想う/大晦日/祝新年/休養日/きょうも休養日/切ない書き初め/再始動の苦しみ/お節料理食べ尽きて……/「七草粥」は食べなくても、激励のおかげで元気です/年の初めの「歳時(記)」/新年最初の三連休 春の色/成人の日」/鶴岡八幡宮/隣接する横浜に初雪/寒気団の訪れ/「小正月」/色褪せる正月/苦悶 /初雪/初雪の日の通院/わが日暮らし/「大寒」/わが舌鼓/風雪雨予報/「どんどや」の復活/春近し!/南の島の雪/「面倒くさがり屋」の泣きべそ/一陽来復、試練の時/愚痴こぼし、つらつら/雪予報の空 1/もう過ぎて、ようやくたどり着いた一月末日/二月一日/三寒四温/「節分」/「立春」/早春の陽射し/「言い伝え」/早春の戯言/相互の良心 謝辞/おぼつかない試走/快気祝い/一〇〇〇円床屋/春の嵐/まもなく春うらら/人の声/愚の骨頂/春よ、来い!/暖取り/春が来た!/春あけぼの/春、つれづれに思う/過ぎゆく二月/弥生の空/春先駆けの温情/雛祭り/「冬終わる。」/戦う大和撫子/老いの血肉躍る戦いぶり/春の雨/春の憂鬱

第58集 ハロウィーン

2016.3.10発行
第58集 ハロウィーン
前田静良著

A5判 228頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-34-1

収録作品
好物/快い晩秋/富有柿/一年の速めぐり/ハロウィーン/ツワブキの花/過ぎゆく秋/「文化の日」/沸き立つふるさと慕情/晩秋の日本晴れ/日本列島、礼賛/望郷と母恋い物語/「立冬」/立冬時雨/初冬時雨/整理番号を付されたわが命/夜長の戯れ言/試練の時/人の営みは常に試練の時/来年の卓上カレンダー/「七五三」/初冬、なお実りの秋/さざんか梅雨/体験学習/夜長、つれづれ/惜別/マテバシイのドングリ/「勤労感謝の日」/三本立て、テレビ映画観覧/夜長のいたずら書き/『昭和、暮色』/畏敬の念/ないものねだりのフィギュアスケートテレビ観戦/美しい世代交代/過ぎゆく十一月/師走の入り日/出会い/継続は悩ましい/寒波の訪れ/「おじさん」の話題/私日記/「遣らずの寝床」/「苦は楽の種」/イルミネーション/受験戦争/父の真似事/天上のお歳暮/人様のご好意/年の瀬の小さな幸せ/年の瀬のダジャレ(文)/年の瀬の決着/年の瀬の風物詩/年の瀬は「塞翁が馬」/年の瀬の食べ物考/『流星群』のもたらす決意/年の瀬の戯れ言/「冬至」/「天皇誕生日」/「クリスマスイブ」/嗚呼、メリークリスマス!

第57集 稲こづみ

2015.12.10発行
第57集 稲こづみ
前田静良著

A5判 224頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-31-0

収録作品
防災の日/今日(九月二日・水曜日)も雨/秋の風/冠の秋/快い残暑/「文章のイロハ」/ままならない天候/ミニトマトへの惜別/遣る瀬無い雨/罪な日本晴れ/災害列島・日本列島/惜別、最後の運動会/後顧の憂い/果物の秋/人の世は雨、曇り、ときには晴れ/健康マッサージ機の祟り/嘆きの継続文/彼岸花咲く季節/秋の彼岸の入り日/「敬老の日」/「国民の休日」/「秋分の日」/秋分の日過ぎて眺めている東の空/真夜中の懺悔/山栗/ふるさと、里栗の恵贈/鶴竜、涙の優勝/初秋から中秋へ/九月、月間皆勤賞/月替わって、十月一日/嵐の中の出会い/秋の夜長/わが人生模様/ドングリ/二日続けての吉報、相次ぐお二人のノーベル賞受賞/第三次改造安倍内閣発足/秋、酣/創作の秋/秋の夜長のつれづれ/つらい休養/初体験は満点/秋空の下の好日/新たな診察券/秋の夜長のだらだら駄文/虫けらの深情け/秋の彩りの堪能は、「今」が盛り/私は欲張り/落ち葉しぐれの映す人生の縮図/皇后陛下、お誕生日コメント(八十一歳)/文は人なり/運動会見物の朝/運動会見物/稲こづみ

第56集 あおばちゃんの思い出作り

2015.11.1発行
第56集 あおばちゃんの思い出作り
前田静良著

A5判 218頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-30-3

収録作品
日本社会の課題/オウンゴール/梅雨の雨/ふるさと情報は、心の温もり/梅雨の雨は、降り続いている/七夕のラブ・ロマンス/憂鬱気分を蹴散らす、人様のご厚情/ささやかな喜悦/朝一番の約束/梅雨が明けても……/夏の風物詩/切なくもうれしいご好意/ふるさと電話の一コマ/やんぬるかな! 七十五歳/続「電子辞書」顛末記/優勝劣敗/二つの「顛末記」、完結編/夜明けの風/「海の日」/夏の暑さ/夏の思い出/夏の朝/夏の花々たち/五年先の夏空への懸念/夏だより/夜明けの空の下、思う/さずかった感動/一周忌、ふるさと帰行を終えて/八月は気分の重たい月/健康体/「ながさき平和の日」/八月の涙/こいねがう「夕立」/夏の日のふるさと/かなしく、くるくるめぐる歳月/八月盆のつれづれ/七十回目「終戦(敗戦)記念日/夏休み/夏の街/夏の雨/あおばちゃんの思い出作り/遠ざかる「夏の快感/東海大学相模高校・栄冠/垣間見たふるさと情報/夏の終わりに思うこと/台風接近中/「こうのとり」の快挙/ふるさとを襲った「台風十五号」/健康と老人病/かき氷/「台風十五号、顛末記/健康寿命、世界一/変な夏の終わり方

第55集 ちょっと、うぬぼれ

2015.8.20発行
第55集 ちょっと、うぬぼれ
前田静良著

A5判 224頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-27-3

収録作品
風薫る五月/虫けらの嘆き/ふるさと情報は、うれしい贈りもの/祝日「みどりの日」/「こどもの日」/迷い文は、人様に支えられて……/ 享楽と疲労のゴールデンウイーク/ 『仲良きことは美しきかな』(武者小路実篤)/「母の日」忍ぶ母/大船まつり/五月病かな? 老人病かな?/台風六号/朝ぼらけ/祝! 日本人の平均寿命世界一/ 夜明けの霧/物憂い夜明け/「大阪都構想」否決/ピロリ菌消滅、その後/時の速めぐり/夜明けのゴロゴロさん/親譲りの人生訓/朝焼け/親の背中/大相撲夏場所・照の富士初優勝/ たったの震度四に怯えて/自然界礼賛/二兎はは得られない/タイガース、連夜サヨナラ勝ち/「ひぐらしの記」にまつわる「つらさ」/五月最終日/ 六月一日、夜明けの空/アジサイの季節/駅/わが身を案ずる二つのふるさと電話/梅雨入り前のつれづれ/とかく、この世は住みにくい/精神は青春、身体は老醜/ 悪夢/「梅雨の音」は雨のシトシト/ちょっと、自惚れ/ミニトマト/心中の葛藤/決断、先延ばし/祝八周年/電子辞書、二度目の顛末記/継続/ 梅雨半ばの気分/ 梅雨の晴れ間/「夏至」/再び「夏至」つれづれ/沖縄七十回目の「慰霊の日」にあって/憂鬱気分ほぐし/勝算浴びる「なでしこジャパン」/世情の二つを記す/銘菓ランキング/植えつけの収穫期/六月最終日の老婆心

第54集 母の膝枕

2015.6.1発行
第54集 母の膝枕
前田静良著

A5判 226頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-25-9

収録作品
「啓蟄」/「禍福はあざなえる縄のごとし」/ハチ公/生きることは一大事業/「東日本大震災」四周年/途絶えたふるさと便「高菜漬け」/ 様変わる日本の国/ 春の庭中/栄枯盛衰/春/余暇の友/母校閉校、惜別/生の享受/春の愁い/「春分の日」/ 春礼賛/さわやかな春の一日/ふるさとを映す一枚の写真/「パブロンエースAX錠」三錠の恩恵/老化現象、寿命まで生きていく/ヨタヨタ歩きの楽しみ/つらいシーズンの幕開け/『手のひらから広がる未来 ヘレン・ケラーになった女子大生』/「春はあけぼの……」/三月末日、つれづれ/ 「考える葦」/桜の花/春の「ふるさと情報」/鎌倉の桜花、終了ゴング/「筍・ふるさと便」/『望月窯の春』/ ピカピカ新一年生/両陛下、「パラオ」慰霊の旅/平成27年「水明会」/ピロリ検査、受験生/雨のエレジー(悲歌)/歯医者通いはエンドレス/賜ったふるさとの味・おふくろの味/ 母の膝枕/晩春の日本晴れ/久しぶりの朝焼けに悪酔いして……/草取り雑感/ピロリ菌完全消滅/初体験「ちゃんこ」のおもてなし/母への伝言/トラブルがもたらしている憂鬱気分/激励にすがって……/ 「こども読書の日」/ 夜明けの空/「ドローン」/わが家のゴールデンウイーク/花のように、生きたい!/高揚感をたずさえて、生きたい!/「昭和の日」/電子辞書顛末記

第53集 今年のふるさと便

2015.4.1発行
第53集 今年のふるさと便
前田静良著

A5判 218頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-24-2

収録作品
今年のふるさと便/鏡開き/成人の日・大相撲懸賞金/平和な一日/丸餅顛末記/「小正月」/ 「小正月」の丸餅雑煮/ 「阪神淡路大震災」から二十年/試練/春遠からじ/「大寒」/切ない「東京行き」/そぼ降る冷雨/魘される悩みごと/白鵬、三十三回目の優勝(大偉業)/ 人の世/横綱白鵬、優勝インタビュー/言葉/辞書/受験シーズン/降雪予報/一月末日/二月一日/人情晴れ/「節分」/ 「立春」/格差社会/雪空晴れて/「益者三友」/友思う、母思う、そして妻思う/『母の面影』/ 人の成す「百名山」/「建国記念日」/「結婚記念日」/春のさきがけ/春待つ心/「聖バレンタインデー」/「トワイライトエクスプレス」/ 寝トボケつれづれ/良妻賢母の鑑、ご逝去に際して哀悼の辞/春見ぬ命、ただ哀し/春近し、つれづれ/「初七日」/「口耳の学」/春が来た/時のつれづれ/蠢動/ 夢見の続き「新島・西之島」/ 冬から春へ/わが身の幸せ/春の訪れ/春愁/「雛祭り」/桃の花/春は荒れ模様/命の見極め(診断)

第52集 弟・『別れの川』

2015.2.1発行
第52集 弟・『別れの川』
前田静良著

A5判 222頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-22-8

収録作品
「七五三お参り風景」/喪中はがき/近づく冬本番/カルタ遊びの教訓/三つの出来事(ニュース)/『箱根八里』/ 晩秋から初冬のつれづれ/ 人生を映す走馬燈/「勤労感謝の日」/師弟愛叶った最多優勝(三十二回)/だらだら病/寒波の走りの中の嘆き節/「ひぐらしの記」第五十一号/初冬の嵐の爪痕/心身的疲労がもたらした迷い文/ 晩秋の風景/師走入り日の思念/枯葉と落ち葉/好意の出会い/「生きている山」/生存競争/九十四歳の手紙/受験シーズン到来/弟・『別れの川』/別れ「さようなら」/ 「母の愛」/お米「森の熊さん」/柚の実/尻切れ駄文/衆議院総選挙日(十二月十四日)つれづれ/年の瀬/ 餅/母の真似事/冬の鍋物/迎春迫る年の瀬/命の健康/嗚呼、青春の「JR東京駅」/「冬至」/ 「天皇誕生日」/ふゆじ/クリスマス/別れの儀式/年の瀬の迷い文/年の瀬の心象風景/薄らぐ願望/神様への謝意/大晦日/ 大晦日/ 新年・平成二十七年(二〇一五)元旦/「箱根駅伝」/三ケ日、雑感/母情そしてふるさと慕情の織りなす手紙/行動開始日はポカポカ陽気/わが生存/「松明け」(松の内明け)/受験戦争

第51集『秋の色』

2014.12.1発行
第51集『秋の色』
前田静良著

A5判 222頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-20-4

収録作品
 「災害の秋」/秋の夜長に想う/『としよりの日』三連休初日/介添え役は「相身たがい身」/「敬老の日」/「敬老の日」のお祝いは「千寿司」/ 家事手伝いの恩恵/ 「四十九日の忌明け」/本日は休養と病院行/彼岸花/「暑さ寒さも彼岸まで」/様変わる「ふるさと電話」/彼岸の中日「秋分の日」/日本の秋/やどかり人生/ 「祝! 第五十号」/感謝!/人様に生かされて/慣らしの文章をつづりました/復帰第一号/「ひぐらしの記」の役割/机上の運動会/「体育の日」/十九号台風エレジー(悲歌)/「緑木求魚」/ 二つの嘘っぱち/秋晴れ、日本晴れ/秋晴れ、心晴ればれ/錦秋/女性パワー/夜長の迷い文/ 降りしきる冷雨/プロ野球ドラフト会議/わが日暮らし/トラキチの夢/秋の色/芸術の秋/「木枯らし一号」/ うれしくも切ない手紙/十月最終日、謝辞/十一月一日、つれづれ/雨のち晴れ/人情の陽だまり/「光陰矢のごとし」/「柿食えば……ひと想う」/虎落笛/「立冬」/ 甲斐性無しの嘆き/ 杞憂なき老婆心/うれしい配信ニュース/新聞休刊日にあやかりたい/虫歯/霜降り馬刺し/真夜中の戯れごと/誕生ののち現在の新島

第50集『露命』

2014.10.1発行
第50集『露命』
前田静良著

A5判 222頁 上製本
2,000円
ISBN978-4-906933-17-4

収録作品
避難勧告/「台風八号」の夜/人の営み/「夏がきたのに……」/ふるさとは七月盆/「母恋う日」/ アジサイの終焉/ 「ひぐらしの記」第五十号に向けて/「日遅れの誕生祝い」/わが一喜一憂/大谷投手、日本人最速169キロ/「海の日」/夏空/関東甲信地方、梅雨明け/夏の風/ 子どもの頃の夏の思い出/老人の遠吠え/のどかな朝ぼらけ/様変わる日本社会/サザエの壺焼き/「土用丑の日」/夏の花々/「長寿国・にっぽん」/傷心のふるさと帰行/露命/ フクミ義姉さん! さようなら/ひと想う/生きとし生けるもの/ふるさと原風景を胸にきざむ/「終戦(敗戦)の日」/義姉在りし日の思い出/ 真夏の夢見/サルスベリの花/ 遅すぎた向学心/「カジノ」私の意見/「穴があったら入りたい」/広島北部地域・火災続報/夏痩せ/ 行く夏(晩夏)/人助け/セミ/人様のご好意/「三日坊主克服テスト」/冴えない八月/悲しみを残して八月が過ぎる/峠(第五十号)/九月礼賛/ 真夏の雨/ 冠の秋/第二次安倍内閣発足/凡才、悲し/創作の秋/錦織選手の朗報/アンケート結果に見るいましめ/錦織少年の夢の結実/「昭和天皇実録」